資格を取得することが最終目標ではありません
実務者研修を修了するためにはある程度の期間を要しますが、資格取得が最終目標ではありません。資格を活かして現場で働くことが大切なので、自分に合った就職先を選ぶことが肝心です。
実務者研修の資格を活かして介護現場で働いてみよう
実務者研修を受けて資格を得ることで就職先の選択肢が広がります
一口に介護施設といっても、老人ホームやグループホーム、デイサービスや訪問介護事業所など、様々な種類があります。実務者研修を修了することで、これら施設へ就職できる可能性が高まります。しかもこれらの施設は全国各地で運営されています。つまり、結婚や引越しなどのイベントがあっても、新しい居住先で新しい仕事を見つけやすいのです。
介護専門の求人サイトを活用して自分に合った就職先を探してみよう
実務者研修を修了すれば、就職や転職に有利に働きます。しかし、どうやって就職先を探せばよいか分からない人もいるでしょう。色々な方法がありますが、介護専門の求人サイトを利用するのも1つの方法です。実務者研修の資格があれば、ほとんどの介護職員の求人情報に応募できるでしょう。
実務者研修を修了することで就職できる場所
有料老人ホームや高齢者向け住宅といった入居介護施設
有料老人ホームや高齢者向け住宅などの入居介護施設は、実務者研修で得た知識や技術を活かしやすい職場です。利用者が24時間365日暮らしている施設なので、夜間勤務があることは知っておくと良いです。また、入居者の入れ替えが少ないという特徴があり、同じ利用者を長期間介護することが多いです。
グループホームで認知症の高齢者を介護する
認知症の症状を有する高齢者などが、少人数で共同生活を送るグループホーム。グループホームでも実務者研修で得た知識や技術を活かすことができます。高齢者の残された生活能力を引き出す必要があるため、介護の技術とともにコミュニケーション能力が求められます。
通所介護施設(デイサービス)で働く
要介護認定を受けた人が、自宅での生活を続けていけるように機能訓練する施設がデイサービスです。近年デイサービスの利用者が増えていることから、実務者研修修了生が選ぶ就職先の1つとなっています。
